《2025年夏の選挙戦が早くもスタート》新党を立ち上げた石丸伸二氏と安野貴博氏の対照的な選挙へのアプローチ


【写真】安野・清水両候補による合同街頭演説会

 そして石丸氏は地域政党「再生の道」を旗揚げし、2025年6月13日に投開票される東京都議会議員選挙と夏に投開票される参議院議員選挙に候補者を擁立することを発表した。ただし、石丸氏本人はどちらの選挙にも立候補はしないという。

 石丸氏ほど目立つことはなかったが、都知事選で約15万4000票を得票した安野貴博氏も5月9日に新党「チームみらい」の設立を発表。同党は参議院選で10人以上の候補者擁立を目指すとし、安野氏本人も出馬する予定であることも明かされた。

グループLINEで街頭演説の情報共有を提案

 特に、安野氏に注目した一人がヤフー株式会社代表取締役社長から東京都副知事に転身した宮坂学氏だった。かつて都庁では主な連絡手段としてFAXを使用していたが、宮坂氏が都庁のIT化やデジタル化に取り組み、業務のDX化を大幅に推進した。

 さらに、東京都と都内の市町村のデジタル化やDX化を深化させるべく、一般財団法人GovTech東京を立ち上げて理事長に就任。都知事選後に、宮坂氏は安野氏を同団体のアドバイザーに招聘している。



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