米人気歌手に敵意むき出し トランプ氏、政権批判受け


【写真特集】ブルース・スプリングスティーン

 自らに批判的な音楽家と相次いで対立している。

 スプリングスティーンさんは14日、英中部マンチェスターでの公演で「私が愛し、描いてきた米国は約250年間希望と自由のかがり火だったが、今は腐敗し、無能で、反逆的な政権の手の中にある」と指摘。さらに「米国では言論の自由に基づいて反対意見を述べた人々が迫害されている」などと嘆いた。

 これに対し、トランプ氏はスプリングスティーンさんを「不快で嫌なやつ」とののしり、「彼も、彼の音楽も、急進左派的な政治思想も好きじゃない」と述べた。スプリングスティーンさんは「ボーン・イン・ザ・USA」などの代表曲がある。

 一方、トランプ氏はこれとは別に「私が『テイラー・スウィフトが嫌いだ』と発言して以来、彼女はもうホットではなくなったことに、気付いた人はいるか?」とも投稿した。根拠は明らかにしなかった。

 トランプ氏は昨年8月、若者に絶大な人気を持つスウィフトさんがトランプ氏を支持しているかのように見える人工知能(AI)で作られた偽画像をSNSで拡散した。しかし、スウィフトさんがその後、対立候補のハリス前副大統領への支持を明確にしたため、批判に転じた。 



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