女優・永野芽郁(25)が16日、都内で主演映画「かくかくしかじか」の初日舞台あいさつに登壇した。週刊文春の2度にわたる俳優・田中圭(40)との不倫疑惑報道を念頭に謝罪し、涙ぐむ場面もあったという。今週は文春第3弾はなし。今後この騒動はどうなっていくのか――。
この日の舞台あいさつではメディアを呼び込まず、一般向けに行われた。観客席の中には「芽郁」ボードを持ったファンの姿も見られた。足を運んだ観客らによれば、永野は黄色のワンピース姿で笑顔で登場。ただ、イベント最後に一連の騒動について謝罪したときには、涙ぐんで言葉に詰まる場面も。すると、ともに登壇した大泉洋からハンカチを手渡され、笑顔が戻ったという。
永野を巡っては、4月23日に週刊文春電子版で田中との不倫疑惑が報じられ、双方の事務所が否定。5月7日の同電子版では〝第2弾〟となる田中との親密なLINEのやり取りも報じられたが、双方の事務所は本人に確認したとしてこれも否定した。
ただ、永野は騒動前、CM動画や画像など公式サイトに起用されていた「サントリー」「JCB」「モスバーガー」「クラシエ」「SK―2」「NTTコミュニケーションズ」ら9社あったが、16日までにすべて削除されてしまった。
こうなると女優はおろか、タレント生命もピンチになりそうなムードだが…。
「田中、永野さんの双方が文春の第1弾、第2弾をともに否定したことで、LINEのスクショなど決定的な証拠を第3弾として文春が出してくるのではないかとの臆測もあったが、今週は報じられなかった。このところ、田中さんは公演中の舞台が終わると直帰しているそうで、奥さんとの間で何らかの進展があったのかもしれない」(芸能プロ関係者)
それにしても、万が一、今回の騒動によって広告契約の違約金が発生すれば、莫大な額になるのは必至。一部では10億円や20億円規模の可能性も報じられている。
だが、関係者は広告起用した企業に騒動の謝罪とともに事情を説明。双方がこれまでの疑惑を繰り返し否定しているため「今後の話し合い次第で、穏便に事が進む可能性もある」(大手広告代理店関係者)という。
永野といえば、女優としても、来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」に出演予定。しかも、主人公・豊臣秀長(仲野太賀)と、その兄・豊臣秀吉(池松壮亮)の幼なじみで、秀長をひそかに慕う直(なお)役で、ヒロイン的なポジションだ。
「一部で出演辞退との報道もありましたが、永野さんは猛省して女優として仕事にまい進することを周囲に誓っています。〝不倫などの事実はない〟という事務所の説明も変わっていません。撮影スタートは6月と目前ですし、今のところ降板はないと聞く」(前出の芸能プロ関係者)
主演映画が無事公開され、少しでも事態が好転すればいいが…。
東スポWEB