トランプ米大統領は16日、自身のソーシャルメディアへの投稿で、超人気歌手テイラー・スウィフトさんについて「私が『嫌いだ』と言った後、もう彼女が魅力的ではないことに気がついたかい?」と問いかけ、スウィフトさんへの敵対心を再燃させた。
スウィフトさんは2024年の大統領選で、民主党のハリス前副大統領への支持を表明。共和党候補だったトランプ氏は「私はファンじゃない。(音楽)市場で代償を支払うことになるかもしれない」と反発していた。
今回の投稿では、自身の発言がスウィフトさんの人気低迷につながったかのように示唆した。ただし、根拠は示していない。
米CBSニュースによると、ホワイトハウス当局者は「トランプ氏はビジネス・エンタメ界の重要人物でもある。あらゆる有名人の盛衰についてコメントすることに非常に適している」と述べた。
CBSによると、スウィフトさんは最近、公の場で発言しておらず、トランプ氏が今回のタイミングで、なぜこうした投稿をしたのかは定かではないとしている。【石山絵歩】