ロシアとウクライナ、直接協議で捕虜交換へ 停戦合意には至らず


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協議は90分余りで終了した。ウクライナは、「無条件」の一時停戦を求めていたが、ロシアは応じることを一貫して拒否。

唯一の具体的な合意は、双方による捕虜1000人ずつの交換とみられ、停戦合意には至らなかった。

ロシアの代表団を率いるウラジーミル・メジンスキー大統領補佐官は、「全体として、われわれは結果に満足している。(ウクライナとの)接触は今後も継続する用意がある」と述べた。

ウクライナの交渉団を率いたルステム・ウメロフ国防相は、「次のステップ」は両国の大統領による会談だとし、この要請をロシア側は受け止めたと主張した。

ウクライナ外務省のゲオルギー・チーヒー報道官は、ロシアは「受け入れ難い要求」をいくつか提示してきたと指摘。情報筋はAFPに、ロシアがさらなる領土放棄を求めてきたと明らかにした。

その上でチーヒー氏は、「われわれが前進を望むなら、首脳同士の会談が必要なのは理解している」と述べ、捕虜交換は「大きな成果」だと評価した。【翻訳編集】 AFPBB News



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