加工に疲れたZ世代「“可愛い”の定義が激変!」≪立ち耳、ギャザー顔、ヒロアカ体型≫ コンプレックスを魅力に変える魔法の言葉の意味とは?


【Z世代の新しい”可愛い”の定義】立ち耳、ギャザー顔、ヒロアカ体型の典型例を見る

 「この30年間、若者の間で起きた最大の変化は何か?」と問われた時に、真っ先に思い浮かぶことの一つが、「Z世代の間でルッキズムが高まっていること」です。

 昭和の時代にあったような相手の容姿を対象とした露骨ないじめが急増しているとは思いません。あくまでZ世代の「内心」で、高まっているように感じています。

■反ルッキズムはあくまで表面上

 しかし今、世の中全体では、少なくとも表面上は「反ルッキズム」の機運が高まっています。

 日本のテレビ局でも、昭和の時代には当たり前に行われていた女性芸人さんたちへの「ブスいじり」がタブー化されるようになっています。

 私もテレビ出演の際に、かつてはかなりの頻度で薄毛いじりをされていましたが、最近ではほぼなくなりました。個人的には、自分の薄毛を(今は)まったく気にしていないので、こんなことでスタジオの雰囲気が和むのであればと、自分から自虐ネタとして薄毛であることに触れると、かえってスタジオの雰囲気が固くなる始末です。

 それなのに、なぜZ世代の内心ではルッキズムが根強く残っているのでしょうか?  その理由の一つは、SNSの普及により、自分より容姿の優れた人を日々、大量に見るようになっているからかもしれません。



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