「うへぇ」「汚物まみれ」国民民主党が擁立「四人衆」に著名人も賛否 ひろゆき氏は変化に理解も


【写真】「汚物まみれの四人衆」と表現された候補者

 同党は14日、日本維新の会に所属していた足立康史元衆院議員(59)、2021年衆院選に立候補せず弁護士として活動してきた山尾志桜里元衆院議員(50=菅野姓から変更)、昨年の衆院選東京15区に無所属で出馬し、僅差で敗れた須藤元気元参院議員(47)、みんなの党や自民党に所属した薬師寺道代元参院議員(61)の比例代表への擁立を発表した。山尾氏は戸籍名の「菅野志桜里」ではなく、衆院議員時代の「山尾志桜里」として再び活動する意向を示している。

 この発表に対し、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏は、須藤氏擁立の記事に「うへぇ。」と一言でリアクション。さらに一部ユーザーから寄せられた「もうちょいましなの他におらんのか?」というコメントを引用し、須藤氏の過去のワクチンへの持論を念頭に「反ワク政党には投票できませんな」と私見を示した。

 弁護士の紀藤正樹氏も、須藤氏が原発に対する発言を事実上、修正したことについて言及。須藤氏の投稿から「1.原発について かつては否定的な立場でしたが、現在はエネルギー安全保障と現実的対応の観点から『安全性を確保した上での活用』は必要と考えています」との一文を引用した上で「これは時限的なご意見の変更なんでしょうか?」とつづった。

 元大王製紙社長、会長の井川意高(もとたか)氏は「国民民主割りと期待していたのに」と落胆の様子ととともに、主に山尾氏の擁立を疑問視。「菅野志桜里 山尾志桜里 山尾しおり」と羅列し「これだけ名前使い分けながら政治活動出来るなら夫婦別姓要らないってことでいいよね?」などとつぶやいた。

 また「フリーホッター」の異名で知られる名物記者でフリーカメラマンの堀田喬氏は、16日に行われた同党の榛葉賀津也幹事長の定例会見で、「汚物まみれの4人衆」と激しい言葉を使って、擁立を疑問視。苦笑する榛葉幹事長に対して「一歩一歩やってください」と、党のスタンスをいさめる場面もみられた。

 一方、「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(48)は、須藤氏がワクチンや原発について「政策を見直し、再構築」した変化について一定の評価をするコメントを投稿。須藤氏の投稿を引用した上で「須藤元気さんは、反原発もワクチン否定も辞めると書いてるのに、未だに過去の考えを責めてる人はどうしたいのだろう?」と投げかけ「間違った考えを学んで改めて、人は成長するのだと思われ。何を言われても考えを変えられない人の方がヤバいでしょ」とつづった。

 今回の国民民主の擁立をめぐっては、玉木雄一郎代表が、「党として合意した事項に反する行動はとらない」などと記された「確認書」の提出を公認の条件としたことと説明し、各候補も提出済みであることを報告している。また山尾氏がSNSで、母方のみが天皇の血筋を引く「女系天皇」について「そもそも夫と子を(不自然にも)民間人と決め打ちすることで、女系天皇の議論を避けつつ、女系天皇の選択肢を排除する進め方は間違っています」などと投稿したことについて、男系男子による皇位継承とする立場の榛葉幹事長が会見で「それぞれの候補者、個人がいろいろな考えをもって発信するのは、自由だと思う」とした上で「ただ私の考え方とは違う」と説明した。足立氏は堀田氏の「汚物まみれの4人衆」発言について、撤回を求めたことを明らかにするなど、党側や候補者も対応に追われている。



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