俳優の田中圭さん、永野芽郁さんが『週刊文春』による不倫報道がきっかけとなり、2人が出演するCMが削除されるというドミノ現象が起こっている。
【画像】永野芽郁がアップしていた「2人のショット」と、削除されてしまった「田中圭の皮肉すぎるCM」
5月18日の時点で、永野さんを広告に起用している11社中の10社がサイトからCM動画を削除するに至っている。田中さんのほうは、3社中の2社でサイト上から情報が削除された。
大半の企業がCMを取り下げている一方で、永野さんの主演映画『かくかくしかじか』は予定通り公開されている。
依然として、当事者と所属事務所は不倫を認めていないが、どうしてこのようなドミノ現象が起きてしまったのだろうか。イメージが失墜した2人は、今後CMへの復帰は可能なのか。ドラマや映画などの俳優活動にはどのように影響していくのだろうか。
■ベッキーの「ゲス不倫」とは異なる点も
今回の件とよく比較されるのが、2016年に発覚したタレントのベッキーさんと、音楽グループ「ゲスの極み乙女」のボーカルの川谷絵音さんの不倫騒動だ。この件をきっかけに、「ゲス不倫」という言葉が流行語となるに至った。
こちらのケースでも、『週刊文春』から報道された直後は、ベッキーさんも不倫を否定したが、当事者間のLINEのやり取りが続報で公開され、噓をついていたことが露呈。ベッキーさんが出演するCMの撤退ドミノが起こった。
報道の状況が似ているだけではない。ベッキーさんも永野さんも「清純派」として売ってきて多くのCMに起用されていた点、不倫報道でそのイメージが崩れたことでドミノ現象が起きたという点でも共通している。
ただし、異なっている点もある。1つは、今回のほうが取り下げまでに時間を要している点だ。
永野さん、田中さんの最初の不倫報道が出たのが、4月24日発売の『週刊文春』。第1報後、多くの企業はしばらく様子見を続けていたが、永野さんに関しては5月1日にコンタクトレンズ専門店アイシティのコンテンツや写真が、田中さんについてはキッコーマンの公式サイトからCM動画が削除された。
5月8日発売の『週刊文春』の第2弾では、当事者2人のLINEのやりとりが公開された。