立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が16日までに、X(旧ツイッター)を更新。韓国系民族学校がルーツで、全国高校野球選手権大会に出場している京都国際高(京都市)に対するSNS上の誹謗(ひぼう)中傷投稿が相次いでいる問題をめぐり、同校に対して「卑怯な民族」などとする一般ユーザーのポストに「卑怯なのは、あなたのような人」と反論した自民党の京都府議四方源太郎氏のポストを引用し「党は違いますが、偉いです!」と賛同し、「そう言う世界を党派を超えて目指したいと私は思います」とつづった。
この問題をめぐっては、京都府と京都市が14日付けで、悪質な投稿削除するよう京都地方法務局に連名で要請している。
四方氏は14日、京都府と京都市の削除要請の報道を引用し「全くひどい話。日本人はそんな卑怯な民族になったのか。京都国際高校には妨害に負けずに頑張って欲しい。甲子園連覇を期待しています」とポスト。この四方氏のポストに、一般ユーザーが「意味が分からないと思って歌詞に政治思想を盛り込み、何もわかっていないような高校生に歌わせる。そうやってスポーツに政治を持ち込むのとどっちが卑怯な民族なんでしょうか?」とポストしていた。
この「卑怯な民族」のポストに、四方氏は「校歌は元々からあるのであって、甲子園出場にあたって作ったものでないのでスポーツへの政治持ち込みの批判は当たらない。国によって地名の読み方が違うことは政治思想とくっつけるほどのことではない。韓国が日本海の領有を主張しているわけではない。卑怯なのは、あなたのような人のことです」と、反論していた。
米山氏は、この反論ポストを引用し「党は違いますが、偉いです!」と、党派を超えて賛同。「そうですよ。立場を変えて、仮にアメリカの高校のフットボールリーグとかで日本人学校が活躍したら(制度上も現状からもありえないですが仮にと言う事で)嬉しいし、アメリカを好きになるじゃないですか。そう言う日本、そう言う世界を党派を超えて目指したいと私は思います」とつづっている。