タレントの紗栄子が19日、自身のインスタグラムを更新し、息子への思いをつづった。
「今朝、息子から嬉しいメッセージが届きました。私が生きる大きな理由のひとつは、もちろん彼らの存在です」と書き出し、子どもたちとの親子ショットをアップ。その上で「若くして親になることで、様々な声を耳にすることもありました。シングルで育てていくことになった時も、私たち親子に対する世間の反応は、とても厳しいものでした」とし、「母親という役割を担うだけでもマルチタスクなのに、それに加えて仕事も両立しなくてはならない日々。もちろん、すべてを完璧にこなせるわけではなく、今までも両親をはじめ、たくさんの方々の支えがあって、私は『母親』として、『モデル』として、そして『経営者』として、何とかやってくることができました」と振り返った。
モデル業や経営と比較し、子育ては「すぐに結果が出ないことばかりで、正解があるようでない世界。子どもたちと一緒に、自分たちなりの正解を探していく、終わりのない旅のようなもの。そしてその旅の途中には、今までも他者からの評価で傷つくことが山のようにありました」と吐露。
「ただ、今日、息子からの手紙を読んで気づかされたのは、『母親』としての“正解”は、他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にあるのだと。今日、私は、どこかで自信が持てなかった『母親』という役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします。私にとって、とても大きな出来事です」とつづった。
「人生の中では、常にいろんな選択に悩みます。その時々の自分なりの“最善”を選んだとしても、本当にそれでよかったのかは、すぐにはわからないことばかりです。その長い問いに対する答えを、今日、息子がくれました。イギリスから届いたメッセージを読み、しばらく涙が止まりませんでしたが、とても幸せな1日の始まりです」と紗栄子。 「もうすぐ帰ってくる彼らを心待ちに、それまでは私も自分の役割を全うし、帰ってきた時には笑顔で迎えたいと思います そしてこれからも私たちなりの幸せのカタチを築いていきたいと思います」と記していた。
紗栄子は4月にアップしたYouTubeチャンネルで、新人モデルとして注目を集めている道休蓮(どうきゅう・れん)が息子であると公表した。
報知新聞社