タワマン巻き添え死「防ぎようない」と衝撃 直撃の自転車大破、住民が聞いた「爆発音」


死亡した男性が乗っていた黄色の自転車は、サドルから後部にかけて大破。後輪は強い力で圧縮されたように湾曲し、原形をとどめていなかった。ハンドルや前輪部分は直撃を免れたとみられ、前かごにはピンク色の袋のようなものが入っていた。

しばらくして警察官が自転車を車に乗せて移動させ、現場の規制線が解除されたが、周辺のコンクリートには血痕とみられる赤いシミがこびりついていた。

「近くのガソリンスタンドが爆発したのかと思った」。近くに住む60代女性は「ドーン」という衝突音の大きさをこう表現した。外を見ると倒れた男性の応急処置が行われていたが、すぐに救急車へ運び込まれた。「タワマンの前は怖くて歩けない」と声を震わせた。

現場マンションの住人で小学生の子供がいる30代女性は、学校からの連絡を受けて子供を迎えに行くといい、「もし下校時間に発生して、子供が巻き込まれていたら」と青ざめた様子で話した。住人の40代女性も「防ぎようがなく、ただただ怖い」と表情を曇らせた。



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