[20日 ロイター] – ウクライナのシビハ外相は20日、海上輸送されるロシア産原油の取引価格上限について、主要7カ国(G7)に対し1バレル当たり30ドルに引き下げるよう求めていると明らかにした。
G7が設定する価格上限は現在、1バレル当たり60ドル。シビハ外相は訪問先のブリュッセルで記者団に対し「われわれは妥当な価格上限は30ドルと考えている」と述べた。
欧州連合(EU)は、20―22日にカナダで開かれるG7財務相・中央銀行総裁会議で、海上輸送されるロシア産原油の取引価格上限の引き下げを提起する方針を固めている。