【参院選・新人候補】オリラジ中田の弟「中田フィッシュ」が「自民党」から出馬するワケ 「僕を選ばなくていいんですか?」と自信


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――なぜ自民党から出馬するのか。

 友人からもいろんなところで、それを聞かれます。『自民党だなんてガッカリだ』ともよく言われます。確かに無所属で出馬すればカッコよく見えるかもしれません。でも、無所属で僕の目的を達成できるのかと考えると、違うと思いました。自民党は理想論だけではなく、利害関係を調整して現実的な落としどころを見つけられる党だと思っています。

――今の自民党は「裏金問題」や「物価高対策」などで世間から批判されることも多いが、それは気にしなかった?

 もちろんイメージは良くないですし、気をつけて行くべき事項です。その一方で、自民党には各地の絆を大事にしてきた実績があります。全国各地のカルチャーや芸術、若者支援をしているのはどこかと考えれば、結局は自民党に行き着くことが多い。私がダンサーとして全国をまわったときの経験を振り返っても、ダンスの地域のコミュニティーの絆を大事にしているのは自民党だった、ということが多かった。そうした地域と絆を築いてきた実績に触れた経験があるからこそ、気をつけていくべきことは気をつけつつ、私も同様に全国各地の方々と、絆を築いていきたいと思っています。

――出馬表明の後は、自民党は参院選の目玉となる“タレント候補”が欲しかっただけでは、という声もあった。

 実際そうなのかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。でも僕としてはそれは関係ない。経済に強い議員はたくさんいるけれど、僕みたいなダンサーは珍しい。ダンスや芸術の現場がわかっている候補者は、他に誰がいますか? 僕が『ストリート政治家』を標榜しているのは、何も国民にダンスをやれと言っているわけではないんです。ダンスを通じて、仲間だったり、共同体だったり、非言語コミュニケーションの大切さだったりをベースとして政治をしていきたいと思っているということです。経済に詳しい人が政治家になることも必要ですが、人の心を開いたり、仲間をつくったりするのが得意な奴が一人くらいいてもいいんじゃないかと思っています。



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