ブレーク1年で出ずっぱりの「河合優実」 “無愛想キャラ”でも好感度が下がらないワケ


【他の写真】無愛想なところが逆に気になる?

 河合といえば出世作となったのが昨年1月期に放送されたドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)。1980年代に生きる昭和の不良少女役が大ハマりし、本作をキッカケに大ブレークした。今年は朝ドラやCMをはじめ、既に4本の映画に出演するなど引っ張りだこの状態。さらに多くの大手企業のCMにも起用され、昨年は7社にまで増加した。

 短期間で大きく化けた印象だが、本人からは芸能界でのし上がっていくようなハングリー精神はあまり感じられない。民放ドラマ制作スタッフは言う。

「まだ慣れていないのか、河合さんはバラエティー番組や舞台あいさつでは対応力が弱い印象です。例えば、初のバラエティー番組出演となった昨年6月放送の『だれかtoなかい』で、同番組を選んだ理由について『ゆっくり、お話できそうだなって』と語り、せわしない感じで30秒宣伝するみたいなのがすごく苦手だと明かしていました。また、昨年6月に行われた舞台あいさつでは『今、熱中していること』について聞かれ、『どうしよう、ない。すみません正直に』と返答していたことも。本人は真摯に答えているのですが、エピソードが広がらなかったり、アドリブに弱そうな印象も相まって、視聴者の中にはハラハラする人もいるかもしれません」

 女優である河合にバラエティー対応を求めるのも酷かもしれないが、女優業以外の場で見せる、その一種独特な雰囲気が賛否を呼ぶこともある。

「昨年公開された主演映画『ナミビアの砂漠』では、何にも情熱を持てず日々ダルそうに生きる姿をリアルに好演しましたが、舞台あいさつやバラエティーでも同様の雰囲気を醸し出していました。それに対して、SNS上では『あんまりニコニコしてるイメージがないから、ちょっと苦手』『いっつもブスッとしてるよね、それが気になってしかたない』などの声もありました。気だるそうなところが魅力的と捉える人もいれば、逆に大物っぽくて鼻につくという人もいるのでしょう。本人はそういう意識はまったくないと思いますが……」(同)



Source link