「あの人は今、みたいな干される未来が見えて」勝俣州和 仕事激減時代に繰り出した欽ちゃんへの質問攻め


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── 芸能界の第一線で長く活躍されてきた勝俣さんですが、どんな共演者とも呼吸を合わせ、場の空気を盛り上げていくバイプレーヤーという印象があります。

勝俣さん:大家族で育ったことが影響しているのかもしれません。うちは7人きょうだいと両親、祖父母も同居していて総勢11人の大家族だったんです。毎日がすごくにぎやかでした。休日には祖父母の友人が集まって、花札などを楽しむのですが、その横でお茶を出したり、お菓子をもらったり。そうしたなかで、自然とお年寄りの話を聞くのが日常になっていたんです。ただ、その話が毎回ほとんど同じ内容で(笑)。祖母に「年寄りってそういうものよ」と言われていたので、「へえ~!」「それで、それで?」と、まるで初めて聞いたかのようにリアクションしていました(笑)。

勝俣さん:そんな環境で育ったからか、聞く力や共感する力が自然と身についていったのかもしれません。夕飯の時間になると、親父が必ず「今日、学校どうだった?」ときょうだい一人ひとりに聞いていくんです。「リレーの選手に選ばれた」と言えば、みんなで拍手!親父が「じゃあ、エビフライ1個多くね!」なんていったりして(笑)。

逆に、ビリだったとしても、「よく頑張ったな!」と、努力をちゃんと認めてくれる。誰かが話しているときは皆ちゃんと聞いて、落ち込んでいたらなぐさめたり、元気づけたり。僕は長男だったので、幼い弟や妹がうまく話せないときは間に入ってフォローしたり、泣いている子に、「なんで親父が怒ったのか」をわかるように丁寧に伝えたり。



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