エジプト出身のタレント、フィフィ氏(49)が4日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、参政党の神谷宗幣代表による少子化に関する発言を巡るシンガー・ソングライター柴田淳氏(48)の投稿に対し、自身の見解を示した。
神谷代表の発言とその背景
神谷代表は、20日投開票の参院選公示日である3日の街頭演説で、日本の少子化対策に触れた。その中で、「子どもを産めるのは若い女性だけ」「男性や高齢女性は産めない」と述べ、「日本の人口維持には若い女性が安心して産める社会が必要なのに、『働け』と促しすぎた」と訴え、物議を醸している。
タレントのフィフィ氏がX(旧ツイッター)に投稿した画像 – 神谷代表発言巡る議論
柴田淳氏の反論
この発言に対し、シンガー・ソングライターの柴田淳氏は自身のXで反論。神谷氏の発言を引用し、「女は国の為に子ども産んでんじゃない」「産む機械扱いだから、産めなかった女性を下に見る」と指摘。「頭悪すぎ」「男は何様」と憤りを示し、「みんな女から産まれてきてんだから、もう少しリスペクト持てよ」と強く訴えた。
参政党神谷宗幣代表の発言に激しく反論するシンガー・ソングライター柴田淳氏の表情
フィフィ氏の見解
フィフィ氏は柴田氏の一連の投稿を引用する形で、「『みんな女から産まれてきたんだから、女をリスペクトしろ』という考えこそ、産む女性を特別視しすぎているのでは」と疑問を呈した。また、以前の投稿で神谷氏の「高齢女性は産めない」発言について、「どこが差別か」「子育ても含め適齢期を意識することが重要」との見解を示していたことに改めて触れた。
一連の発言は、日本の少子化問題や女性の役割、そして政治家の発言の適切性を巡り、著名人の間でも異なる見解が示されるなど、広範な議論を巻き起こしている。
【引用元】
https://news.yahoo.co.jp/articles/678078537088bee84117dfcecdbf48ac521a7f8a