「お母さんの言動がおかしい…」遠方に住む子どもたちが、“築40年5LDKの豪邸”を3カ月で《実家じまい》すると決めたワケ


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■押し入れは“謎アイテム”の宝庫

 約40年前、父親が当時のニュータウンに建てた一軒家。長らく両親と3人の子ども(長女・長男・次女)が5人で暮らしていたが、子どもたちは1人ずつ独立し、最後は両親が2人で住んでいた。

 片付けの依頼を受け、イーブイのスタッフが家の中に入ってみるが、生ゴミが散乱しているわけでもなければ、モノで足の踏み場がないわけでもない。

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 とくに多いのは、引き出物のようなギフト類と衣類。庭には植木鉢やガーデニング用品も転がっている。これは見た目以上に物量がありそうだ。

 「やっぱりモノの量は押し入れが一番多いですよね。押し入れって“謎アイテム”の宝庫なんですよ。使わなくなったモノをとりあえず押し込んでしまう傾向があるんです。床にモノが散乱していたらゴミ屋敷に見えますけど、それをすべて押し入れに詰め込んでしまえば片付いているように見えてしまうんです」

 住人に「ゴミ屋敷・モノ屋敷」の自覚がなくても、いざ実家じまいをするとなったとき、想定外の物量を前に立ち尽くしてしまうことがよくある。いたって普通の、強いて言えば生活感にあふれた実家には、実はかなりの量のモノが潜んでいるのだ。二見氏が続ける。



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