今から約20年前、「ミスマガジン2004」でグランプリを獲得するやグラドル界を席巻し、バラエティ番組にも引っ張りだこだった元グラビアアイドルの小阪由佳(39)。
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2009年に芸能界をフェードアウトしてから15年経ち、今は自ら芸能事務所の社長として奔走する日々を送るなか、密かに芸能活動も復活させている。そんな小阪が、20年前の芸能界に思うこと、“あの時自分に足りなかったもの”について、口を開いた。(全3回の1回目/ 続きを読む )
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グラドル時代は「1キロ単位の戦いだった」
――今、グラドル時代を振り返って楽しかったですか? それとも辛かった?
小阪由佳さん(以下、小阪) デビューしてすぐに忙しくなったので、当時の記憶がほぼないんですよね。とにかく1日1日結果を出したいっていう闘争心の塊で、楽しかったですけど、メンタル的には辛かったかな。
――「結果」というのは、どういったことが小阪さんにとっての「結果を出す」ですか?
小阪 「次」に呼ばれることです。
グラビアならいい写真を撮影してもらう、バラエティ番組なら面白い発言したり、いいパスをしたりする。あの頃はその瞬間を楽しむというよりも、次に繋がったかなという確認作業の連続でした。
――グラビアのお仕事で大変なことはありましたか。
小阪 体型維持は大変でしたね。まだ若くて知識もなく、食べなきゃ痩せるって本気で思っちゃってたんで、無茶なダイエットもしました。
グラビアは基本的に水着なので、1キロ増えただけで、身体のどこかに絶対出る。私はウエストに出るタイプだったので、そこがちょっと太くなるだけで、全部が丸く見えちゃう。1キロ単位の体重との戦いでした。
しかもグラビアの撮影って朝から入ることが多くて、前日の夜食べたものがまだ消化されていなかったりする。始発から終電までスケジュールが詰まっている状態で、どうやってスタイルを管理していいのかはすごく悩ましかったです。