大阪女児誘拐 母親「親子の時間を取り戻したい」

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女児を伊藤仁士容疑者が誘拐した公園=24日午前10時、大阪市住吉区(安元雄太撮影)

女児を伊藤仁士容疑者が誘拐した公園=24日午前10時、大阪市住吉区(安元雄太撮影)

 大阪市住吉区で誘拐され、栃木県小(お)山(やま)市で保護された小学6年の女児(12)の母親(38)が、産経新聞の取材に応じ、「娘の無事が確認できるまでは不安で胸がいっぱいだった。これから少しずつ親子の時間を取り戻していきたい」と心境を語った。24日に女児と7日ぶりに対面。女児は腹をすかせ、精神的にかなり疲弊した様子だったといい、伊藤仁(ひと)士(し)容疑者(35)=未成年者誘拐容疑で逮捕=に対しては「許せない」と憤りをあらわにした。

 母親によると、「確認してほしいことがある」と大阪府警の捜査員から連絡が入ったのが23日午後。慌てて警察施設に向かったが、途中で「最悪の事態が何度も頭をよぎった」という。捜査員から栃木県小山市の交番で保護された女の子の写真をみせられた。「うちの子です」。そう伝えると一気に体の緊張が解けた。

 24日に娘と府警本部で再会。戸惑った様子をみせていたが、「ずっと待ってたよ。けがはない?」と抱きしめると、泣きながら何度もうなずいたという。10分ほどの面会。女児はチョコレートのお菓子やジュースを口にし、「おにぎりが食べたい」と腹をすかせた様子で、顔がやせてみえたという。母親は「これから少しずつ親子の時間を取り戻し、娘の心のケアをしていきたい」と話す。

 一方、事件について「娘には知らない人について行っては駄目と伝えていたつもりだったが、このような事態になり親の責任を感じている。ただ、娘を勝手に連れ出し、携帯や靴までも取り上げた犯人は許すことはできない」と憤った。

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