ロシアとウクライナの和平に向けた協議が進展しない中、アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領に強い不満を示し、追加制裁を科す考えを改めて表明しました。
アメリカ トランプ大統領
「プーチンがやっていることが私は全く気に入らない。多くの人を殺している。彼にいったい何が起きたのだ」
トランプ大統領は25日、ロシアがウクライナの都市部への攻撃を続けていることをあげて、プーチン大統領に強い不満を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「(Q.前に追加制裁に言及していましたが、いま検討していますか?)もちろんです。彼はたくさんの人を殺している。いったいどうしてしまったのだ」
トランプ氏はこのように話し、ロシアに追加制裁を科す考えを示しました。
トランプ氏は今年3月末にもプーチン大統領に不満を示し、追加制裁としてロシア産の石油を買う国からの輸入品に関税をかける考えを示していました。
トランプ氏はさらに、SNSでプーチン大統領について「完全に狂ってしまった」と強調するとともに、「私は彼がウクライナ全土を支配したがっていると言ってきたが、それが本当だと証明されつつあるかもしれない」とも書き込みました。
また、ウクライナのゼレンスキー大統領に対しても「彼の発言は毎回、問題を引き起こし、国のためになっていない。私は気に入らない。やめた方がいい」と不満を示しました。
TBSテレビ