【ソウル共同】6月3日の韓国大統領選の有力候補、革新系最大野党「共に民主党」の李在明前代表は26日、外交・安全保障分野の公約を発表した。国益を重視する「実用主義」の外交方針を掲げ、日韓間では歴史や領土問題で妥協を許さない姿勢を強調した一方、懸案にとらわれずに未来志向の協力強化に取り組むと記者団に説明した。
李氏は、対日政策を「親日か反日かという次元で語るべきではない」と主張。フェイスブックで発表された公約では、日本を「重要な協力パートナー」と位置付け「強固な韓日関係の基盤を築く」と宣言した。経済や社会、文化などの多分野での連携を深める考えを示した。