「毎日殴られている」嘲弄殺到のマクロン氏…180度変化した夫婦の様子が捉えられる


【写真】ブリジット夫人から顔を押し退けられるマクロン大統領

東南アジアを歴訪中のマクロン大統領夫婦は27日午後(現地時間)、専用機に乗ってインドネシア・ジャカルタに到着して腕組みをして専用機のタラップを降りてきた。

フランスのBFM TVで公開された動画を見ると、専用機の扉が開くと通路側に立っていたマクロン氏はカメラアングルの死角になった内部に向かって身体を回すと右腕を差し出した。まもなくブリジット夫人(72)がマクロン氏の腕を取って現れてタラップを一緒に降りてきた。2日前の25日、今回の東南アジア歴訪の最初の訪問国だったベトナム・ハノイに到着した直後にメディアに捉えられた姿と構図は同じだが雰囲気は180度変わっていた。

当時ハノイに到着して専用機から降りる直前、マクロン氏の顔には真紅の袖の何者かの両手が飛んできた。マクロン氏は後ろに押されて驚いた表情を浮かべた。

直後にドアが開いていることに気づいたマクロン氏は何事もなかったかのように取材陣に向かって手を振り、専用機の外に歩み出た。その後に従ってブリジット夫人が降りてきたが、マクロン氏の顔を押した時に見えた真紅の服を着ていた。その後、タラップを降りるときもマクロン氏はブリジット夫人をエスコートしようと夫人に向かって腕を差し出したが、夫人はこれを無視したまま欄干に手を添えた。

この動画が拡散してソーシャルメディア(SNS)では、夫婦げんかではないか、不和ではないかといううわさが瞬時に広がった。マクロン氏に対して「毎日殴られる夫」「毎日殴られる学生」など嘲弄するようなコメントも続いた。

マクロン氏は推測が飛び交うすると「妻とふざけていただけ」としながら「動画一つでありとあらゆる呆れた言葉が作り出されている」と不満をあらわにした。側近も「デマがロシアから始まった」とし、マクロン氏のイメージを傷つけるための故意的な工作だと批判した。

その後、ベトナム歴訪中の夫婦はこうしたネガティブなうわさを払拭しようとするように終始親しい姿を見せていた。

マクロン氏は2007年、24歳年上の高校の恩師であり友人の母親のブリジット夫人と結婚した。



Source link