留学生受け入れ資格の停止や助成金停止などを巡り続いているトランプ米政権とハーバード大の対立が思わぬところに飛び火したようだ。SNSなどで盛んに流れる噂は、「トランプ氏が、息子であるバロン氏が同大に不合格となった報復をしているのではないか」というもの。バロン氏の母であるファーストレディ、メラニア氏が声明で打ち消す事態になった。FOXニュースが報じた。
バロン氏は現在19歳で、ビジネスを学ぶため、ニューヨーク大の1年目を終えたばかり。降って湧いたネット上の噂に、メラニア氏の広報担当者はFOXの取材に応じ、「バロン氏がハーバードに出願したことはない。完全な誤りだ」と否定した。
米報道によると、バロン氏を巡ってはトランプ氏が以前、「いくつかの大学から入学の誘いがあった」と話したが、どの学校なのかは明かしていなかった。