山梨県の長崎幸太郎知事は26日の記者会見で、顔のしみを取るレーザー治療を受けたことを明かし、長年の選挙運動でしみが増えたためと説明した。
長崎知事は16日に開かれた県の豚コレラ(CSF)の防疫対策会議に顔に多数の絆創膏を貼った状態で出席。その後も数日間、絆創膏姿だった。
会見で「しみ取りか」と問われた知事は、15日にレーザー治療を受けたと述べ、「国政時代からの選挙運動で車の助手席に乗っていると、顔の左側に日光が当たり、片側のしみがすごくなった」と説明した。
「新聞に載ったモノクロ写真が老けて見えたので、商売柄プラスではないと判断した」とした上で、「ちょっと痛かったけど、きれいになったでしょ?」と話した。
政治家と絆創膏をめぐっては、平成19年に赤城徳彦農林水産相が顔に絆創膏やガーゼを貼って記者会見に臨んだが理由を説明せず、事務所費問題で辞任。2年後の衆院選で落選した。