六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」


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 この新人事により相談役と顧問は執行部を離れ名誉職になるということだった。だが5月に入り、ある情報がSNSに流れてきた。「山口組の序列が変わるとのことです」。そう書かれた情報にあったのは「若頭、舎弟頭、顧問、本部長、若頭補佐、舎弟。相談役は執行部には入らずです」というものだ。

 ネットで六代目山口組を調べると組織図が出てくる。今回の人事で新設された相談役には高山清二、三代目弘道会総裁とあり、執行部とは別になっている。執行部の中に入っているのは若頭、舎弟頭、本部長、若頭補佐で、顧問は執行部とは別枠として掲載されている。それが今までの体制だが、SNSの情報の通りなら当初は執行部に入らないと思われていた顧問が、舎弟頭と本部長の間に入った格好になり、執行部に残るということだろうか。

 國粋会はもともと関東に強く、東京を拠点に活動してきた独立団体だが、山口組が六代目体制に交代した時に山口組に加入、四代目國粋会工藤和義会長が六代目山口組司忍組長と盃を交わし、以後山口組傘下に入り二次団体となった。これを機に、山口組の東京進出が容易になったといわれており、工藤会長は六代目山口組で最高顧問という名誉職に就任。後を継いだ藤井会長が六代目山口組の直参に昇格し、若頭補佐となった。六代目山口組にとっては重きを置いてきた組になる。



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