【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は、トルコでロシアとウクライナの両首脳との3者会談を「受け入れる」姿勢を見せているとホワイトハウスが発表した。ロシアとウクライナの代表団は2日、トルコ・イスタンブールで2回目の直接協議を行い、新たに大規模な捕虜交換などで合意したが、停戦に向けた具体的な進展はみられなかった。
【写真】ゼレンスキー氏、トランプ氏とプーチン氏との3者会談を提案
トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領、そしてトランプ氏による3者会談を今月中に自国のイスタンブールか首都アンカラで行うことを提案した。
3年余りに及ぶウクライナ紛争の早期終結を望んでいるトランプ氏について、ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は、「(3者会談が)実現するなら受け入れる考えだが、両首脳がそろい、共に交渉の席に着くことを求めている」と述べた。
プーチン氏はこれまで3者会談に応じるのを拒否。しかしゼレンスキー氏は、重要な問題は首脳レベルでしか解決できないと強調し、会談に応じる意向を示している。【翻訳編集】 AFPBB News