日航機墜落の「デマ本」3冊を学校図書館に推薦、文科省「天下り次官」の無責任


元文科次官をトップに頂く全国学校図書館協議会が、〈自衛隊が日航機を撃墜〉などという偽情報を全国の子供たちに広めてしまった[国会で「同協議会に懸念を伝える」と答弁する野中厚文科副大臣=2025年4月10日]

「駿河湾で試験中の護衛艦が対空ミサイル発射訓練をやっており、それを海自出身のJALの機長が海上自衛隊と組んで訓練に協力し、自衛隊の標的機がJAL123便を撃墜してしまった。横田基地への緊急着陸を自衛隊が禁止したばかりではなく、撃墜と墜落の痕跡を隠すためにわざと地点の特定を遅らせ、その間、自衛隊の火炎放射器で墜落現場を焼いて証拠を隠滅した――」

 佐藤議員が右手に掲げていた書籍のタイトルは、『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』(青山透子著、河出書房新社刊)。1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落事故を扱った“ノンフィクション”だと称している。事故後、救助に向かった現場で4名の生存者を救出した自衛隊員らを犯人扱いする同書について、元自衛官の佐藤議員は「隊員の名誉のためにも放置できない」と、政府の認識を問い質した。



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