6月3日、2026年度前期連続テレビ小説『風、薫る』の主演会見が行われ、2人目のヒロインを19歳の新星・上坂樹里(こうさか・じゅり)が務めることが発表された。
【写真】同事務所の『とと姉ちゃん』打ち上げに参加する川栄李奈
所属するエイベックスが主催するコンテスト『キラチャレ2017』で、モデル部門の審査員特別賞を受賞したことをきっかけに芸能界入り。
エイベックス俳優躍進の背景
一般的な知名度は高くないものの、’22年放送のNHKのドラマ『ヒロイン誕生! ドラマチックなオンナたち』 第2話でテレビドラマデビューを果たすと、’23年にはドラマ『生理のおじさんとその娘』に出演。同年の『あれからどうした』第2話でヒロインを務めるなど、NHK作品を中心にキャリアを積んでいる。
「NHKへの貢献度という観点では、永野芽郁さんの代役で大河ドラマ『豊臣兄弟!』に出演することになった白石聖さんに共通します。
また所属するエイベックスは’21年度後期の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』でトリプル主演を務めた川栄李奈さん、今年後期放送の朝ドラ『ばけばけ』ヒロインの高石あかりさんがいます。本人だけでなく事務所の貢献度も起用の決め手になったのでは」(テレビ誌編集者)
エイベックスといえば浜崎あゆみなどアーティストのイメージが強いが、俳優の分野でも存在感を増しているのはある理由が。
「コロナ禍前に大手芸能事務所の敏腕広報A氏が、エイベックスに移籍したことが大きいでしょうね。A氏が移籍した後に、モデル業を中心に活動していた生見愛瑠さんも本格的に俳優活動を開始。主演を務められる実力派に成長しています。大手事務所で培ったA氏のノウハウが、現在のエイベックス俳優の躍進に繋がっているのは間違いない」(芸能事務所関係者)
スタッフのサポートもあり、“もう1人のヒロイン”が芸能界で新しい風を吹かせる日も近そうだ。