プロ野球・読売巨人軍OBの宮本和知氏と、スポーツジャーナリストの二宮清純氏が4日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、3日に死去した長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督の功績を振り返った。
プロ野球を国民的人気スポーツにした長嶋さんについて、二宮氏は「『ライジング・サン』、日本の伸びゆく時のシンボルだった」と評し、宮本氏は「ベースボールがベーブ・ルースなら、野球は長嶋茂雄さんだと思う」と表現した。
長嶋さんが巨人監督時代、松井秀喜さんを育てるために掲げた「1000日計画」について、二宮氏は「『巨人の4番とはかくあるべきなんだ』と伝え、育てたい思いがあったんじゃないか」と推察。宮本氏は「高校生であれだけの大スターを育てなきゃいけない。(長嶋さんにとって)最低限のミッションだったんじゃないか」と思いをはせた。