国民的アイドルグループとして知られる嵐の公式ファンクラブが、新規会員の受付を再開しました。再開直後から申し込みが殺到し、わずか1日で10万人を超える新規会員が加入したと報じられています。この再開はファンに喜びをもたらした一方で、会員期間が1年未満であることや、ファンが期待するラストツアーのチケット優先申込の対象外とされている点について、ファンや世間から賛否さまざまな声が上がっています。
ファンクラブ新規受付の詳細と提供サービス
嵐は2026年春に予定されているラストツアーをもってグループ活動を休止することを発表しています。公式ファンクラブの新規入会受付は、活動休止に向けた期間中の2024年6月2日に再開されました。
新規会員向けの特典として、会員証や会報の送付、会員限定動画の視聴が用意されています。さらに、所属事務所『FAMILY CLUB』の展示スペースへの入館権利、番組協力の申し込み機会、メール伝言板の利用、そしてオンライン配信サービス『FAMILY CLUB online』におけるチケット優待などが含まれます。
ファンにとって嬉しい新たなサービスも発表されており、メンバーの撮り下ろし写真が見られる「嵐フォト」や、メンバーにメッセージや質問を送ることができる「嵐なんでも質問BOX」などが提供されます。
入会金は1,000円、年会費は一律3,000円で、会員期間は2026年5月末までとなります(別途事務手数料140円が必要)。新規入会の受付期間は2025年11月30日までと設定されています。
再開初日の驚異的な反響と嵐の揺るぎない人気
6月2日の受付開始直後には、公式サイトへの申し込みが殺到し、一時的にアクセスが困難になる状況が発生しました。関係者によると、わずか1日足らずで新規会員数が10万人近く増加したとも言われています。
嵐のメンバー5人
2026年の活動休止が目前に迫っているにも関わらず、このように短期間で多くの新規会員を獲得したことは、国民的アイドルグループである嵐の根強い人気と影響力の大きさを改めて示すものと言えるでしょう。
「短すぎる」「チケット優先なし」新規会員受付に対する賛否の声
長年、嵐のファンクラブ再開を待ち望んでいたファンからは、「受付再開、待ってました!」「会員になれて嬉しい!」といった、念願が叶ったことへの喜びの声が多く聞かれました。
一方で、今回の新規会員受付に対しては、困惑や疑問を呈する声も一部で見られます。最も指摘されているのは、ファンクラブの会員期間が2026年5月末までと、実質1年にも満たない短期間である点です。
さらに、新規会員は、ファンが最も期待を寄せるであろう2026年春のラストツアーにおけるチケット優先申込の対象外であることが公式に明言されています。ツアー参加を目指して入会を検討していたファンにとっては、この点が特に衝撃的な内容でした。
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SNS上では、「ずっと応援してきたファンを大事にしてくれるのが嬉しい」「チケットの転売対策としては理解できる」といった肯定的な意見がある一方で、「最後の荒稼ぎ感がすごい」「ファンクラブって、チケットを取るためのものじゃないの?意味がないのでは?」「1年で終わるなら入る気にならない」といった、否定的な意見や疑問の声も目立ちます。
結論
たとえツアーのチケットが優先的に取れなくても、「もう一度、嵐と繋がることができる」という点に価値を見出し、今回の再開を歓迎しているファンも多く存在します。再始動したファンクラブを通じて、嵐の5人がこれからどのような活動を展開し、ファンにどのような「繋がり」や「時間」を届けてくれるのか。その一つひとつに、ファンは期待を寄せているようです。
情報源
報道より