黎明期から活動するVTuber東雲めぐ、活動終了へ 権利を保有する企業との契約に齟齬か


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活動終了の理由について、かつて東雲めぐさんが所属し、キャラクターなどの権利を許諾していたクリエイティブスタジオ・Gugenkaとの間で契約内容の行き違いが発覚。

検討を重ねた結果、契約更新満了のタイミングで活動終了を決断したという。

黎明期にSHOWROOMから出発した東雲めぐ

もともとは3DCGアニメーション「うたっておんぷっコ♪」に登場するキャラクターで、オーディションを経てバーチャルタレントとしての東雲めぐさんがデビューしている。

2021年9月、Gugenkaはバーチャルタレント事業から撤退。

東雲めぐさんは本来、このタイミングで活動を終了するはずだったが、Gugenka側は所属していたタレントにYouTube/X/キャラクターなどの権利利用を許諾。

以後は東雲めぐさんもフリーランスとして活動を継続していた。また、より自由な活動を展開するべく、9月には新しい3Dモデルを発表していた。

契約上の問題で活動終了へ 東雲めぐのIPは存続?

発端となったのは、契約上どうしてもできないことが発覚したこと。「今後も同様の制限がかかると思うと、安心して活動を継続するのが難しい状況になった」と語った。

今後も活動を続けるべく、「東雲めぐ」の権利買い取りも検討したが、金額的に断念。悩んだ末に、自身の活動終了を決断したという。

なお、現在「東雲めぐ」として活動しているタレントは、2026年9月21日にYouTubeやXアカウントをGugenkaへ返還するため、それ以前に活動終了を予定。このため、2026年の春~夏までは活動を続け、未公開の企画やコンテンツの発表も含め、活動終了まではファンとの楽しい思い出を作りたいと語った。

また、IPとしての「東雲めぐ」は、Gugenka側で今後も活用の継続を検討しているとのこと。9月21日以降の動きは東雲めぐさんは把握していないものの、Gugenka側へYouTubeやX等の運用が引き継がれるのではとコメントした。

本件について、Gugenka側からの説明は確認されていない。

浅田カズラ



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