未婚の一人親にも寡婦(夫)控除適用要望 自民女性議員ら


 自民党の稲田朋美幹事長代行が共同代表を務める「女性議員飛躍の会」のメンバーは27日、首相官邸で菅義偉官房長官と面会し、配偶者と死別・離婚した場合に所得税などを軽減する「寡婦(夫)控除」を未婚の一人親にも適用するよう要望した。稲田氏は面会後、記者団に「困難な状況の中で子供を育てている人を差をつけることなく応援していくべきだ」と述べた。

 これまで党内には、伝統的な婚姻関係による家族観と相いれないなどとして適用に慎重な意見があった。ただ、甘利明税制調査会長も年末にまとめる令和2年度税制改正大綱で対応を検討する考えを示している。



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