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ロシア軍は6日、ウクライナ全土への大規模な攻撃を行いました。首都キーウでは少なくとも3人が死亡、20人以上のけが人が出ています。
ウクライナ軍によりますと、ロシア軍が6日未明、45発の弾道ミサイルと400機を超える無人機で首都キーウを含む複数の都市を攻撃したということです。キーウ市長は、少なくとも3人が死亡、20人以上がけがをしたと発表しました。
ロシア国防省は6日、ウクライナによるロシアの空軍基地に対する大規模攻撃への「報復」として、ウクライナの軍事施設を攻撃したと発表しました。これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「ロシアの本性は変わらない」として、「今こそアメリカやヨーロッパ、全世界が団結してロシアに圧力をかけるべき時だ」と訴えました。
ウクライナは最近、ロシア国内で攻勢を強めていますが、ロシアはこれを「テロ行為」だと強く非難していて、先月から続く直接協議に影響を与える恐れもあります。