記者会見を開くも「やっぱり不倫は否定」 2時間半逃げ続けた山尾志桜里氏に望月衣塑子記者が珍しく優しかったワケ


【写真を見る】いつもは”鬼の形相”で質問するのに今回は「なぜか大人しかった」望月衣塑子記者と不倫疑惑や「地球5周分」のガソリン費問題について釈明する山尾志桜里氏

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人が変わったかのような謙虚な言葉で始まった会見

「なるべく多くの方に、できる限り質問が尽きるまで、私も丁寧に真摯に対応したいと思っています。それは私が現職の議員時代に欠けていた姿勢だと思っているからです」

 どんなに非があろうとも頑なに説明責任から逃げ続けてきた過去の行状を振り返ると、人が変わったかのような言葉である。そして冒頭約20分間、 “地球5周分”と言われたガソリン代の不正使用疑惑、議員パスの不正使用疑惑、そして不倫問題について語り始めたのであった。

「山尾志桜里」は健在

「2017年、指摘を受けた私的な件については、当時の自分の行動、ご指摘を受けた時の対応、極めて未熟だったと心から反省しております。8年前の自分には大変おごりがあったと思います」

 話し方はこれまでと違って丁寧かつ謙虚なのだが、ガソリン代は以前と変わらず「秘書のせい」で、「私生活」については肝心の不倫をしたか否かには答えようとしない。結局、国民が最も知りたい不倫についてはやはり語らないつもりなのか――。会見場に暗雲が立ち込め始める中、質疑が始まったが、やはり「山尾志桜里」は健在だった。



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