大河「べらぼう」宿敵・忠五郎と蔦重がまさかの仲間入り

6月8日のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、主人公の蔦重(横浜流星)が開いた宴に、かつて対立した小泉忠五郎(芹澤興人)が参加。酒を酌み交わす意外な場面が描かれました。

意外な宴の顔ぶれ

蔦重は宴の参加者たちへ感謝の言葉を述べ、「富士より高き、ありがた山です」と伝えた。その隣には、これまで吉原細見の改定を巡って厳しく対立してきた小泉忠五郎の姿が。宿敵とも言える彼の登場は、視聴者にとってまさに意外な展開だった。

宿敵から仲間へ

蔦重は忠五郎に対し、「忠さん、細見の改め、受けてくださり助かりました」と話しかけた。これまでの経緯から、忠五郎が協力的であることに感謝を示した形だ。忠五郎もまた笑顔で応じ、「実のところ、おれも助かってら。声かけありがとよ」と返し、二人の間に新たな関係が築かれたことが示された。蔦重がどのようにして忠五郎を味方につけたのか、その「人たらし」ぶりが垣間見えるシーンとなった。

NHK大河ドラマ「べらぼう」の宴会シーン。蔦重(横浜流星)と小泉忠五郎(芹澤興人)らが共に酒を酌み交わす様子NHK大河ドラマ「べらぼう」の宴会シーン。蔦重(横浜流星)と小泉忠五郎(芹澤興人)らが共に酒を酌み交わす様子

ネットの熱狂的な反応

このunexpectedな共闘に、視聴者からはすぐにネット上で大きな反響が上がった。特にX(旧Twitter)では、「忠五郎さんがいつの間にか仲間入りしてた」「蔦重は『恩が回った方がいい』を忘れちゃいない」「小泉忠五郎さんも完全に味方につけられとる」といった声が多数。「細見を軽視する勢力に不満な忠五郎と、本屋として細見に力を入れたい蔦重、win-winの関係だ」と分析するコメントも見られ、蔦重の巧みな関係構築能力と、この新しい同盟への期待がうかがえる。

かつての対立相手である小泉忠五郎を見事に味方に引き入れた蔦重。彼の持つ人たらしとも言える魅力と、相手の立場を理解する姿勢が、強固な味方を増やす鍵となっているようだ。今後の物語で、この新たな同盟がどのように活かされていくのか注目される。

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