ハリウッドを代表する俳優、『X-メン』シリーズのウルヴァリン役で知られるヒュー・ジャックマン(55)と、長年連れ添った妻で女優のデボラ=リー・ファーネス(68)の離婚手続きが進行する中、夫婦間の大規模な財産分与が正式に開始されたことが明らかになりました。特に、億単位の価値を持つ共同資産、不動産の分割が注目されています。
背景
昨年9月に27年間の結婚生活にピリオドを打つことを発表した二人ですが、デボラ夫人は5月27日、正式に裁判所へ離婚を申請しました。そしてそのわずか2日前、5月25日には、二人の間で共同資産の具体的な分割に向けた手続きが既に始まっていたと報じられています。これは、円満な解決を目指す両者の意向が反映された動きと考えられます。
ウルヴァリン役で知られる俳優ヒュー・ジャックマン氏の肖像写真
マンハッタン・ペントハウスの合意
この財産分与において最も注目されているのが、二人がニューヨーク、マンハッタンに所有する高級ペントハウスです。ピープル誌が入手した不動産記録によると、ハドソン川近くに位置するこの豪華なマンションは、2022年に2,100万ドル(日本円で約30億円)で購入されました。現在の市場価値は2,300万ドル(約33億円)にまで上昇していると見られており、今回の合意により、デボラ夫人がヒューの持ち分を買い取る形でこの物件を取得することになった模様です。これは、多額の資金を伴う重要な資産分割となります。
その他の不動産保有状況
マンハッタンのペントハウスに加え、ヒューとデボラ夫人は、ニューヨークのウエスト・ビレッジや高級リゾート地として知られるザ・ハンプトンズにも不動産を所有しています。さらに、ヒューの母国オーストラリア、シドニーの有名なボンダイビーチ沿いにも共同資産として複数の住宅を持つなど、アメリカ、イギリス、オーストラリアにかけて広範な資産を有していることが推測されます。これらの不動産の今後についても、財産分与の手続きの中で順次決定されていく見込みです。
結論
ハリウッド界を代表するビッグカップルであったヒュー・ジャックマンとデボラ=リー・ファーネスの財産分与は、マンハッタンの高級ペントハウスをはじめとする多岐にわたる共同資産の分割を含め、本格的な局面に入りました。長年の結婚生活を経て、両者にとって最善の形で手続きが完了することが期待されます。
参照元
- 参照元: BANG Media International/よろず〜ニュース
- Via: https://news.yahoo.co.jp/articles/894d4933d60178a0be6a7327c35f5eb3c230024c