藤島ジュリー景子氏 著書発売へ 性加害・嵐解散に言及か、ファンは厳しい反応

藤島ジュリー景子氏の新刊『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』が新潮社から7月18日に発売されることが発表され、注目を集めている。SMILE-UP.の代表取締役を務めた藤島ジュリー景子氏が自らの半生を語る内容で、ジャニー喜多川氏の性加害問題や人気グループ嵐の解散についても言及されているとされる。

SMILE-UP.元代表で著書「ラストインタビュー」を発売する藤島ジュリー景子氏のポートレートSMILE-UP.元代表で著書「ラストインタビュー」を発売する藤島ジュリー景子氏のポートレート

書籍の内容詳細

この書籍は、小説『イノセント・デイズ』などで知られる作家の早見和真氏が、藤島ジュリー景子氏に47時間かけて行ったインタビューをまとめたもの。旧ジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏による一連の性加害問題、そして多くのファンに惜しまれつつ活動を休止した国民的アイドルグループ嵐の解散といった、同社を取り巻く大きな出来事や、ジュリー氏自身の内面、経験について深く掘り下げられているとみられる。

書籍発売への反響

このタイミングでの書籍発売に対し、X(旧Twitter)などのSNS上ではファンから厳しい声が上がっている。性加害の被害者への補償が完了していない現在の状況や、SMILE-UP.の会社清算が近いとされる中で、なぜ今この本を出すのか、その意図を問う意見が多く見られる。「せっかく落ち着いてきた所属タレント、特に嵐の話題に触れるのは彼らに迷惑がかかるのでは」「そもそもSMAP解散の経緯こそ創業者一族として語るべきでは」といった、内容や関係者への影響について疑問や批判的な意見も少なくない。「いまだにSTARTO ENTERTAINMENTのタレントとの距離感が近いと感じられる状況で、自伝を出すのは時期尚早ではないか」との声も上がっている。

背景にある状況

ワイドショー関係者からは、この書籍の発売が、性加害問題の被害者への補償完了や、SMILE-UP.の会社清算が近いことを示唆しているのではないか、との見方もあるようだ。しかし、多くのファンにとっては、旧体制の清算と新会社の始動という一連の混乱が収束に向かう中で、再び創業家である藤島ジュリー景子氏に注目が集まる行動をとったことへの複雑な感情があるようだ。

まとめ

藤島ジュリー景子氏の著書『ラストインタビュー 藤島ジュリー景子との47時間』の発売は、旧ジャニーズ事務所および関連会社の歴史における一つの節目となる可能性がある一方で、被害者への対応やSTARTO ENTERTAINMENT所属タレントの活動など、まだ多くの課題が残る中で、様々な議論を呼んでいる。本書がどのような真実や背景を明らかにするのか、その内容と今後の影響に注目が集まる。

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