M・ピッコリ氏死去 フランスの名優



カンヌ国際映画祭のレッドカーペットを夫人と歩くミシェル・ピッコリ氏(左)=2014年5月17日、フランス・カンヌ(ロイター)

 ミシェル・ピッコリ氏(フランスの俳優)フランスメディアによると12日、脳卒中のため死去、94歳。亡くなった場所は明らかにされていない。

 25年12月パリ生まれ。40年代から俳優として活動し、女優ブリジット・バルドーさんと共演したジャンリュック・ゴダール監督の「軽蔑」(63年)で一躍有名となった。「昼顔」(67年)や「すぎ去りし日の…」(70年)のほか、米国の故アルフレド・ヒチコックら有名監督の作品に次々と登場したキャリアは70年以上に及び、幅広い役柄を好演した。

 80年代にカンヌとベルリンの両国際映画祭で男優賞、最優秀男優賞をそれぞれ受賞した。(共同)



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