【ニューヨーク時事】米ブルームバーグ通信は10日、経営再建中の自動車部品大手マレリホールディングス(旧カルソニックカンセイ)が米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請する計画だと報じた。
債務負担を軽減し、新たな株主の傘下で経営再建を目指すという。
報道によると、マレリの債権者で米投資会社のストラテジック・バリュー・パートナーズが株主となる見通し。現株主の米投資ファンド、コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が保有するマレリの株式は、債権者で構成する企業連合に譲渡される方向だ。