シンガー・ソングライターで俳優の星野源さん(44)が、6月10日深夜に自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」(火曜深夜1時)に出演しました。番組内で、妻である女優の新垣結衣さん(37)との日々の暮らしぶりや、結婚に至るまでの経緯について語り、リスナーの関心を集めました。
この日のゲストはテレビプロデューサーの佐久間宣行さん(49)。星野さんは佐久間さんとのトークの中で、家庭での生活リズムに話が及びました。
星野源、妻・新垣結衣との夜型夫婦生活を明かす
星野さんは、夫婦の生活リズムについて「うちは妻も夜更かしタイプ」であると明かしました。「何もただすものがないので、何もない時は延々と夜型になっていく」と語り、お互いが夜型であるため、自然と夜に活動することが多い現状を説明しました。
星野源、妻・新垣結衣との結婚生活や馴れ初めを語る(ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」にて)
佐久間さんから、俳優業の朝型とミュージシャンの夜型という活動時間の違いについて問われると、星野さんは「同時にやっている時はその差に苦しんでいた」と過去の苦労を振り返りました。しかし最近は、家に帰ると新垣さんが起きていることが多く、「そこから一緒に夜ご飯を食べたり。合わせてくれているのではなく自然とそうなっている」と、夫婦で時間を共有できている様子を語りました。互いの生活リズムが合っているため、特別な努力なく自然体で夫婦生活を送れていることがうかがえます。
「逃げ恥」撮影時の関係性と馴れ初めの真実
番組では、テレビ東京時代の後輩と結婚した佐久間さんの社内恋愛事情にも触れつつ、話題は星野さんと新垣さんの関係の始まりに移りました。特に、二人が共演し、社会現象となったTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(逃げ恥)の撮影時(2016年)に恋愛感情はあったのか、というリスナーや視聴者が注目する点について、佐久間さんが星野さんに問いかけました。
星野さんは、「その時はそういうのは全くなかった」と正直に告白しました。「逃げ恥」の撮影時には、将来続編がある可能性が伝えられていたといい、「何かあったら続編ができなくなるし、そもそもお仕事として向き合っているからその気持ちにならない」と、プロ意識を持って仕事に取り組んでいた当時の心境を明かしました。さらに、「社内恋愛と言うより、お友達という感じだった」と振り返り、共演者として良好な関係ではあったものの、恋愛感情は芽生えていなかったことを強調しました。
二人の関係が変化したのは、「逃げ恥」のその後でした。「スペシャルが21年にあって、全部終わってから関係が変わってきたという感じ」と、2021年に放送されたスペシャルドラマ版の撮影が全て終了した後で、ようやく関係性が深まっていったことを説明しました。そのため、「だから内緒にして、という感じではなかった」と、交際発覚時に秘密にする必要はなかった状況だったことを付け加えました。
結論
星野源さんがラジオ番組で語った内容は、妻・新垣結衣さんとの飾らない夫婦生活の一端や、「逃げ恥」での共演をきっかけとした二人の関係性の変化について、本人の口から語られた貴重なものでした。お互いに夜型であるという自然な生活リズムや、ドラマ撮影中は仕事に集中し、スペシャルドラマ後に関係が進展したという馴れ初めの詳細が明らかになり、多くのファンにとって興味深い情報となったでしょう。