「ひろゆき」こと実業家の西村博之さん(48)が12日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。今夏の参院選比例代表で国民民主党から立候補を予定していた山尾志桜里元衆院議員(50)の公認が見送られたことについて私見をつづった。
山尾さんは10日、立候補に伴い記者会見を開いた。2017年に報じられた既婚男性との不倫疑惑などに質問が集中したが、詳細な説明を避けるなどしたため批判が再燃。党は11日、公認見送りを決める異例の展開をみせた。
ひろゆきさんは、元NHK職員でお笑いジャーナリストとしても知られるたかまつななさん(31)が「最近、複数の党で『公認取消』があった。党からアプローチしてお願いしたにも関わらず、過去の行動が掘り起こされ炎上し、ネット世論に負け公認が取り消された。過去のことは分かっていたはずなのに、それでも必要だと思ったから声かけたはずで、守ることも、説明することもしっかりとせずに、ネットの声に左右されてやめる。私はそういう組織やガバナンスは、信頼できない」などとつづった投稿を引用した。
「須藤元気さんは、反ワクチンを改めると言ったけど、山尾志桜里さんは、不倫を認めないから反省も必要ないという主張をした」と指摘。「間違った行動や考えを改めるセカンドチャンスは必要だけど、記者会見という反省のチャンスを棒に振った山尾さんが一般の人から非難されるのは当然じゃないかな」とした。
投稿に対しては「何か弁明があるのかと思えば、終始頭を下げて詫びるだけで、一体何の会見だったのか、見ていて時間を無駄にした気分でした」「山尾氏にとって記者会見が必要であり、なにを聞かれ、なにをこたえるべきなのか明確であるにも関わらず実行できなかった」「山尾さんの会見は何も言えないの一点張りだったので、ネット世論に負けたというのもあるけど、自業自得」などと共感の声が寄せられた。
一方で、「自分で誘ったくせに都合が悪くなったからって切り捨てる玉木が人として信用できないってのが問題」「彼女を公認してたわけで、会見に同席するなり、想定問答を一緒に考えるなり山尾さんを守りつつ国民民主としての主張をするべきではなかったのか」といった党の対応を疑問視する意見もみられた。
中日スポーツ