秋篠宮家の次女、佳子さまは、外交関係樹立130周年と「日本ブラジル友好交流年」を記念し、ブラジルを公式訪問されました。6月4日に日本を出発し、約10日間にわたる今回の佳子さまブラジル訪問は、多くの注目を集めています。
ブラジル公式訪問の行程と公務
佳子さまは、6月4日夕方に成田空港を出発後、ブラジルに到着。現地時間5日には、サンパウロ市中心部の公園にある「開拓先没者慰霊碑」を訪れ、献花を行われました。これがブラジルでの最初の公務となります。その後、佳子さまは全8都市を巡る予定で、6月17日に帰国される見込みです。この訪問は、両国の友好関係を深める重要な機会となっています。
佳子さま ブラジル公式訪問 公務
話題となった「寝顔動画」
ブラジル国内を移動される際、佳子さまが飛行機のエコノミークラスに搭乗されたことが報じられました。その移動中に、機内で安らかにお休みになる佳子さまの様子を捉えた動画がインターネット上で拡散し、大きな話題となりました。同じ便に乗り合わせた人物が撮影したとされるこの「寝顔動画」は、現地メディアでも取り上げられ、「本当に美しく、まるで人形のようだ」と報じられるなど、国内外で注目を集めました。これは、国民に親しみやすい一面を示す出来事として受け止められています。
佳子さまのファッションと専門家の見解
約10日間にわたる公式訪問中、佳子さまのファッションは連日のように日本のメディアで報道され、その着こなしに熱い視線が注がれています。成田空港を出発された際のビビッドなピンク色のセットアップや、現地時間7日にサンパウロ市の日系人コミュニティを訪問された際に着用された神戸発のブランド「Viaggio Blu（ビアッジョ・ブルー）」の花柄ワンピースなど、次々と変わるお召し物が話題の中心です。
この佳子さまの装いについて、ファッションコーディネーターの軍地彩弓氏は「まるでファッションショーのようです」と語っています。特に注目を集めたのは、「Viaggio Blu」の椿（カメリア）色のワンピースだと言います。同ブランドは1990年代後半、ファッション誌「JJ」や「ViVi」で人気を博し、「神戸エレガンス」と呼ばれるスタイルを好む層に支持されていました。軍地氏は、今回佳子さまがこのワンピースを着用されたことで、ブランドのオンラインサイトでは該当商品がすでにかなりの売れ行きを見せているようで、まさに「佳子さま売れ」現象が起きていると述べています。
メイクアップへの指摘
一方で、軍地氏は佳子さまのメイクアップに関して「気になる点も……」と話しています。派手な色使いの服に合わせて施されたメイクが、少し濃いめに感じられるとの指摘です。濃いめのチークと太く凛々しい眉を例に挙げ、「派手色×派手メイクで『Too Much感』が否めません」と評価しています。
涙袋や、目尻から広く赤く塗られたチーク、くっきり描かれたリップなどを詳細に挙げながら、軍地氏は、佳子さまはもともと華やかなお顔立ちであるため、メイクは「引き算くらいがちょうどよいのではないでしょうか」との見解を示しました。
今回の佳子さまのブラジル公式訪問は、外交的な側面だけでなく、その一挙手一投足が国内外で大きな関心を集める出来事となりました。特に、親しみやすさを感じさせる意外な一面（寝顔動画）や、メディアで連日取り上げられるファッションとその影響力（佳子さま売れ）、そして専門家によるメイクアップへの言及など、多角的な視点から注目が寄せられています。
