【ワシントン=阿部真司】米陸軍創設250年を記念する軍事パレードでは、新旧様々な兵器が披露された。陸軍の歴史を伝えるとともに、愛国心を喚起する狙いがあったとみられ、米紙ワシントン・ポストによると、兵器の選定にはトランプ大統領が直接関与したという。
歴史的な航空機として登場したのは第2次世界大戦で使われたB25爆撃機。この日は上空を記念飛行した。
1991年の湾岸戦争で初めて使用された陸軍の主力戦車「M1エイブラムス」や、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」なども披露された。ともにロシアの侵略を受けるウクライナに対し、米国が供与した兵器だ。新型兵器として、AI搭載の四足歩行ロボット犬も行進した。