お笑いコンビ「メイプル超合金」のカズレーザー(40)が16日、スペシャルキャスターを務めるフジテレビの情報番組「サン!シャイン」(月~金曜前8・14)に出演。政府が、物価高対策として夏の参院選公約に盛り込む現金給付について言及した。
石破茂首相(自民党総裁)は13日、物価高対策として、国民1人当たり一律2万円の給付を夏の参院選公約に盛り込むよう党幹部に指示した。全ての子供と、低所得の住民税非課税世帯の大人には1人2万円を上乗せし、計4万円とする。
首相は「決してバラマキではなく、本当に困っている人に重点を置いた給付だ」と強調。参院選後に2025年度補正予算案を編成し、年内にも実施したい考え。立憲民主党など野党が主張する消費税減税に関しては「決定から実施まで1年程度を要する。結果的に高額所得者に手厚くなり、適切だとは考えていない」と重ねて否定した。
自民の森山裕幹事長は14日、鹿児島市での党会合で、首相が表明した国民1人当たり一律2万円の給付について、2024年度の税収の上振れ分を財源に充てる方針を示した。
カズレーザーは「やっぱり現金もらえるっていうのは凄い力はあると思いますね。1カ月あたりの平均的な食費が2・8万円くらいっていう統計があったと思うんですけれども、年間にすると33万6000円とかなんで、それがもし食料品の消費税が下がったとしても、2万円分になるっても、2万円の方がプラスになる人が結構いるのかなあと思いますね」と自身の受け止めを話した。