「住みよさランキング2025」エリア別編・関東版トップ100! 3位は東京都武蔵野市、2位は神奈川県鎌倉市、では1位は?


【ランキング表】「住みよさランキング2025」関東版トップ100

 エリア別編は、全国を6エリアに分け、それぞれの域内で「住みやすさ」の偏差値を算出し直したランキングだ。これにより、全国版順位では見えづらかった、「その地域における自治体の『立ち位置』」がより明確になるのが大きな特徴である。

 住みよさランキングの算出に用いた「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の各カテゴリや、算出基準となっている各指標の詳細は前回記事で説明している。

 関東版の第1位は、昨年から連続して文京区(東京)となった。文京区が首位を獲得した主な理由は、全国版と比べて「安心度」の評価が上昇したことに加え、「利便度」や「富裕度」カテゴリでも高評価を維持した点にある。東京大学を始めとした教育機関が多く、子育て環境として人気で、小学校入学と同時に転入してくるファミリー層も多い。

 続いて、鎌倉市(神奈川)、武蔵野市(東京)がトップ3にランクイン。鎌倉市は全国版に比べ、関東版で評価を大きく上げている。

 全国版と比較し、関東版のランキングで特に順位を上げたのは、横須賀市(神奈川)、鹿嶋市(茨城)、旭市(千葉)など。これらの自治体は、都心へのアクセスという点ではやや劣るものの、その分、都心の喧噪から離れた自然豊かな環境(⑮都市計画区域人口当たり都市公園面積)が、関東エリアの中では高く評価された。

■51〜100位

東洋経済『都市データパック』編集部



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