山口組「若頭」直系組長叱責か、犯行の引き金? 兵庫県警、組織的背景を捜査

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出所した山口組の高山清司若頭=10月18日午前

出所した山口組の高山清司若頭=10月18日午前
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 兵庫県尼崎市の路上で指定暴力団神戸山口組の古川恵一幹部(59)が射殺された事件で、対立する山口組のナンバー2、高山清司若頭(72)が10月の出所後に、直系組長らを叱責したとの情報を警察が把握していることが29日、捜査関係者への取材で分かった。事件の実行犯とみられる男がかつて所属した組織の組長とも面談したとされる。高山若頭の動きが犯行の引き金になったとの見方もあり、兵庫県警が組織的背景を慎重に捜査する。

 事件は27日午後5時5分ごろ、尼崎市内の路上で発生。古川幹部が至近距離から自動小銃で撃たれ、射殺された。約1時間後、京都市内で銃を所持したとして京都府警が愛知県江南市の朝比奈久徳容疑者(52)を現行犯逮捕。調べに対し銃撃を認める供述をしたため、兵庫県警が29日夕にも殺人容疑で逮捕する方針を固めている。

 捜査関係者によると、山口組の最高実力者の一人とされる高山若頭は、恐喝罪で服役し、10月18日に刑務所を出所。活動報告をさせるため、朝比奈容疑者がかつて所属した2次団体を含む直系組織の組長らを呼び出した。その際、強く叱責したこともあったとされる。

 朝比奈容疑者は一連の呼び出しの前後に、事件現場近くで県警の職務質問を受けていた。朝比奈容疑者は昨年12月に組側から「破門処分」を受けたとみられるが、犯行の下見をした疑いも浮上しており、警察当局は処分が偽装だった可能性もあるとみて調べている。

 京都府警は29日午前9時半ごろから、朝比奈容疑者が逃走時に乗っていた軽乗用車の検証を実施。鑑識課員らが車内に残された証拠を詳しく調べた。

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