[17日 ロイター] – インドでボーイング787型エア・インディア機が墜落し少なくとも271人が死亡した事故で、インド政府の民間航空総局(DGCA)は17日、同型機を点検した結果、重大な安全上の問題は一切確認されなかったと発表した。
DGCAは声明を発表し、「航空機および関連する整備体制は、現行の安全基準に適合していることが確認された」と述べた。
DGCAは既にエア・インディアに同型機33機の安全点検を従来よりも強化した内容で実施するよう命じており、この日は24機について完了したことも明らかにした。
DGCAは同社幹部との会合で、同社から報告された最近の整備関連の問題に懸念を示した。その上で「規定順守の徹底」に加え、社内の部門間連携の強化や、旅客便の遅延を最小限に抑えるため十分な機材繰り態勢の確保を求めた。