白血病の少女がイランの攻撃で犠牲 ウクライナからイスラエルに移住


【図でわかる】イラン・イスラエルの対立

 発表や地元メディアによると、少女はナスティア・ボリクさん。一家はユダヤ人ではなく、ボリクさんの治療を目的として、2022年にウクライナ南部オデーサからイスラエルに移住していた。ボリクさんは歩くことができず、移動にはベビーカーを使っていたという。

 バトヤムでは15日、イランの弾道ミサイルが住宅地に直撃し、少なくとも9人が死亡、約200人が負傷した。イスラエルのヘルツォグ大統領はX(ツイッター)で「彼らは民間人であり、難民であり、希望にすがって生きていた一家だった」と投稿し、「弁解の余地のないイランの罪を世界は非難すべきだ」と訴えた。

 イスラエルでは13日にイラン国内の核施設などへ空爆を始めたのを機に、イランの報復が激化。弾道ミサイルによる攻撃が断続的に続いている。【カイロ金子淳】



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