TOKIO国分太一、活動無期限休止と日テレ「鉄腕DASH」降板発表 コンプライアンス違反か、詳細は明かされず

人気グループTOKIOの国分太一(50)が、全ての活動を無期限で休止すると20日に発表しました。理由について「コンプライアンス違反が判明した」としていますが、具体的な内容は明らかにされていません。セクシュアルハラスメントに該当するような内容だとの情報も流れています。これに伴い、日本テレビは国分氏が長年出演してきた人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板すると発表しました。同局の福田博之社長は記者会見を開き、過去に複数のコンプライアンス上の問題行為があったことを認めたものの、その詳細については「説明できない」と繰り返しました。

午前11時半過ぎ、日本テレビは昼のニュース番組内で、国分氏が鉄腕DASHを降板することを速報しました。過去に複数のコンプライアンス上の問題行為を確認したと伝えられたことで、ニュース内での出演者降板発表という異例の事態に、視聴者や関係者の間に驚きが広がりました。

午後1時からは、日本テレビの福田博之社長が会見に臨み、改めて国分氏の降板について説明しました。問題の把握は5月27日に関係者からの報告を受けたことによるとし、その瞬間に降板を検討したと述べました。当時の心境を「ただただショックで、信じたくなかった」と振り返りました。第三者の弁護士に依頼した調査結果を踏まえて判断し、この日の臨時取締役会で正式に降板が承認されました。国分氏に降板が伝えられたのは今月18日。国分氏本人は同局側に対し「大変申し訳なく思っています」と語ったといいます。福田社長は、刑事告訴は考えておらず、番組は今後も継続する方針を示しました。会見では、問題行為の詳細について質問が相次ぎましたが、社長は「プライバシー保護の観点から説明できない」との回答を繰り返し、具体的な言及を避けました。

日本テレビの福田博之社長が記者会見で国分太一氏のコンプライアンス問題について説明する様子日本テレビの福田博之社長が記者会見で国分太一氏のコンプライアンス問題について説明する様子

会見が終了した後の午後3時、ようやく当事者である国分氏からコメントが発表されました。コンプライアンス違反について「自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさが全ての原因です」と謝罪しました。しかし、このコメントでも問題行為の具体的な内容は明かされませんでした。関係者によると、今後国分氏本人が会見を行う予定はないとのことです。

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過去の会見で深々と頭を下げるTOKIOのメンバーら(資料写真)](https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2018/05/02/kiji/20180502s00041000226000c.html?nid=20250621s000413H1004000c&page=1&screen=2&ref=yahoo)

出演者の降板に伴って局社長が会見を開くという、異例の事態となりました。国分氏が日本テレビ側から事実確認を受けた18日から、無期限休業発表までわずか2日間というスピード感も、問題の深刻さを物語っています。よほどのことがあったとみられますが、福田社長も国分氏本人も、詳細は頑なに明かしませんでした。一体、何があったのでしょうか。

関係者によると、問題行為はセクシュアルハラスメントに該当するような内容だといいます。国分氏が局側からの事実確認に対してすぐに問題を認めていることから、テレビ局関係者は「動かぬ証拠があったのではないか」と推測しています。現在、具体的な情報として浮上しているのが、「人によっては恥ずかしいと感じるような写真をスタッフに“おねだり”した」というものです。この関係者は、「国分さんは仕事に対して熱く真面目な人ですが、厳しさのあまり、説教されているように感じるスタッフがいたのも事実です。国分さんの“おねだり”が、相手に強要されていると受け取られてしまったのかもしれません」と語っています。一方で、「国分さん側が自らの下半身の写真を送ったことが発覚し問題になった」といった臆測も、ネット上などで広がっています。

今年で放送開始30周年を迎える節目の年であった「ザ!鉄腕!DASH!!」。そのような重要な時期に、国分氏が何も詳細が明かされないまま、ある意味「強制退場」のような形で番組を去ることになりました。今回の件が、今後の芸能界やテレビ局におけるコンプライアンス意識にどのような影響を与えるのか、注目が集まっています。


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