国分太一、コンプライアンス違反で無期限活動休止 – 日テレ「鉄腕DASH」降板

男性グループTOKIOの国分太一氏(50)が20日、株式会社TOKIOからコンプライアンス違反による無期限活動休止が発表されました。違反内容は明かされていませんが、日本テレビはレギュラー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を同日決定。国分氏の今後の活動は一切未定であり、グループ解散の可能性も指摘されています。

公式発表と本人のコメント

株式会社TOKIOの公式サイトでは、国分氏のコンプライアンス違反が判明したため、本人との協議の上で猛省を促すべく、20日付で全ての活動を無期限で休止すると発表しました。この報告文は、TOKIOのリーダーで同社社長である城島茂氏(54)名義で記されています。関係者によると、協議には城島氏に加え、TOKIOメンバーで同社副社長の松岡昌宏氏(48)も参加したとのことです。

国分氏自身もコメントを発表し、「長年の活動において自分自身が置かれている立場への自覚不足、考えの甘さや慢心、行動の至らなさ」が全ての原因であるとし、期限を設けずに全ての活動を休止し、自分を見つめ直すとして謝罪と反省の意を示しました。

国分太一氏、コンプライアンス違反による無期限活動休止を発表国分太一氏、コンプライアンス違反による無期限活動休止を発表

日本テレビの対応と違反内容

発表から約2時間前、日本テレビの福田博之社長(63)が会見を開き、国分氏のコンプライアンス違反について説明しました。過去にも複数回違反があったとし、調査の結果を踏まえ、長年出演していた人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・0)からの降板を決定したことを明らかにしました。番組は今後も継続されます。

日本テレビは5月27日に関係者の報告で事案を把握し、外部弁護士に依頼した調査の結果に基づき判断。この日の臨時取締役会で降板が承認されました。違反内容の詳細はプライバシー保護の観点から明かされていませんが、福田社長は刑事告訴事案ではないとしながらも、最初に事案を把握した際に「(降板の)腹が決まった」と述べるなど、その重大性を示唆しました。関係者からは、違反行為がセクハラに該当するような内容だという情報も出ています。国分氏には6月18日に降板が通達され、事案を認めて謝罪したと報じられています。

グループの今後への影響

TOKIOはデビュー時5人組でしたが、現在は城島氏、国分氏、松岡氏の3人で活動しており、株式会社TOKIOを設立して多岐にわたる活動を展開しています。今回の国分氏の無期限活動休止により、復帰の目途が立たない状況です。

福島で撮影された新生TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏福島で撮影された新生TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏

3人のメンバーで活動してきた「新生TOKIO」にとって、国分氏が不在となることはグループの活動に大きな影響を与えかねません。復帰できなければメンバーは半数以下となり、グループ存続自体が不透明になる中で、解散の可能性も懸念され始めています。

国分太一氏の突然の無期限活動休止は、本人のタレント活動だけでなく、人気番組やTOKIOというグループの今後にも大きな影響を及ぼす事態となりました。違反内容の詳細は不明な点が残りますが、事態の推移と国分氏の今後の動向が注目されます。

出典: Yahoo!ニュース